防災マップとハザードマップ |
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避難場所や避難路、危険地域に医療機関の場所などが、防災マップに、分かりやすく加工して示されています。 そう考えると、防災マップは、ハザードマップを含んでいるという風に解釈することができるでしょう。 ハザードマップは、防災マップと同様、地域住民の防災意識の啓発や、避難対策への活用を推進するツールです。
防災マップは、1980年代から、政府の推進策に基づいて作られていて、地方自治体が主として作成しています。 被害軽減に向けた住民の具体的な行動に結びつけていくという重要な役割が防災マップにはあります。 視覚的に理解しやすいのが防災マップの良いところで、時に、ハザードマップと呼ばれることがあります。 防災マップは、災害の危険性の周知はもちろん、建物の耐震化や家具の転倒防止対策などにも役立つものです。 ハザードマップは、あくまで一次作業の結果で、それに二次的な作業を加えたのが防災マップと言えます。
防災マップがハザードマップと少し異なるのは、単に被害が発生するかの予測図ではなく、避難場所や経路などが書き込まれているところです。 そのために、政府は、防災マップを作成するのに役立つ、活用事例集の配布などを積極的に行っています。
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Nov.20(Wed)12:30 | Trackback(0) | Comment(0) | 特ダネ情報 | Admin
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