味噌の塩分 |
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しかし、これはある意味、何でもかんでも減塩を謳う事で支持されやすいという一つの商法が潜んでいる事も否めません。 とは言え、そもそも味噌に塩をたっぷり加えて熟成させるのは、発酵に必要な微生物を増やすとともに、貯蔵中に発生する雑菌を抑制するためです。 ただ、その塩分量が味や香りを決めると言っても過言ではないものなんですね。 実際、近頃は塩分控えめの味噌というのが多数市販されるようになりました。
味噌は煮込んだ大豆に麹とたっぷりの塩を加えて熟成させた発酵食品ですから、塩分0という事は有り得ません。 そうなって来るとですね、やはり塩分を気にせず、少しでも美味しい味噌を使った一杯をと思ってしまいますよねぇ。
味噌の塩分は確かに数字だけをみればビックリ、思わず引いてしまわれる方も少なくないでしょう。 最近はヘルシー志向で減塩みそが増えつつあるとは言え、それでも、塩分量が10パーセント前後というものは少なくありません。味噌は体にいい食材だと言われながらも、非常に塩分の高い食材でもあります。 けれど、全ての日本人が徹底してそこまで拘る必要はないのだという事も知っておいていただきたいのです。 甘めの西京みそや江戸甘みそでも、その塩分量は6パーセント前後です。
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Jan.16(Thu)22:20 | Trackback(0) | Comment(0) | 特ダネ情報 | Admin
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